英国ロックが、史上初めて！米国チャートを制した時　ザ・ビートルズ

The Beatles - I wanna Hold your hand. Rare Intro Track Take

1964年2月7日、、、

それまで、悪名高きその食事同様、全く世界の誰にも相手にされていなかった、英国ポップミュージック。

その世界の定説、常識、歴史が覆った日がこの日で、ザ・ビートルズの I wanna Hold your hand「抱きしめたい」が全米1位に輝き、英国のみならず、世界のロックの歴史が変わった日ですね〜、、、

まあ、渦中に初渡米して出たＴＶ「エドサリバンショー」の視聴率が70％越えただの、全米チャート1位から5位まで独占しただの、この1964年のビートルズのアメリカ伝説は語り草なわけですが、何がビートルズが偉かったかって、この後、どーっと押し寄せる英国バンド達の、まず先兵になった事でしょうね。

ビートルズが自分達の音楽は米国黒人のR＆R、R＆Bの影響だと発言したのは、米国の黒人音楽が白人に見直される機会になったのは、間違いないわけで、同時期、上潮だった新興黒人音楽レーベル、モータウンの追い風になったのは、確実でしょう。

1964年、ジョン・F・ケネディ暗殺の翌年、そのケネディと、その後、やっぱり暗殺されたキング牧師が推進した「黒人公民権法」が、やっと施行されたのがこの年。これら米国の変革、ムーブメントが、エルビス・プレスリーが黒人の曲をカバーし歌い踊った時は、白人の大人達から揶揄中傷されたのに、ビートルズがそれをやっても、批判中傷どころか、白人の若者達は後押しになったのも、見逃せない歴史だと思われます。これはちょっとした米国の革命だったとさえ、私は思っております。

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