巨匠！BB・キング - R＆R,BLUES,R＆Bのルーツの旅／K-UNIT kunisan1957

幼少時代、当時の米国黒人の、御多分にもれず奴隷の家で生まれ、御多分にもれず複雑な境遇の中、ゴスペルを歌っていたそうで、その歌唱法があの独特な歌声のルーツなのでしょう。

ミシシッピで小作人をやっていたらしいBBは、週末になると街一番のクラブで、ブルースプレイヤーにみならず、今や伝説の！チャーリー・パーカー、チャーリー・クリスチャン、レスター・ヤングなどと言った、ジャズの巨人たちの演奏を、のぞき窓から見ていたそうで、当時、ブルースとジャズに垣根のあるものだったとは、到底思えない、これも逸話の１つですね。

BBのスタイルのルーツは、ゴスペル、ブルース、ジャズのフュージョン（融合）にあるわけですね〜♪。

家出してヒッチハイクでメンフィスに辿り着いたBBは、プレイヤーのかたわら、メンフィスのラジオ局でDJをするようになって、そのときに番組のスポンサーだった飲料の名前から「The Pepticon Boy」と名乗っていたそうで、これが「Beale Street Blues Boy」となり、略して「Blues Boy」と呼ばれるようになり、これが更に略され「B.B.」になったのが、あの名前の由来だそう。

　DＪとしての人気者になったBBは、念願のレコーディングを行う事になり、ここからサクセスストーリーと言いたいとこですが、プレイヤーとして成功するまで、DＪと二足のわらじ生活だったそう。まだ64年施行された「黒人公民権法」以前の物語ですから、苦労人ですね。

米国音楽のツールを探ると、米国の歪んだ近代史が垣間みれるので、音楽ファンにもわかりますね。

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