Fly Me To The Moo　Frank Sinatra - R＆R,BLUES,R＆Bのルーツの旅／K-UNIT kunisan1957

TVアニメ「エヴァンゲリオン」で使われたり、宇多田ヒカルさんのカバーで、若い人にも、ジャズファン以外の中高年の方々にも浸透してると思う名曲。先日も紹介したように、映画「ゴッドファーザー」で、ドン・コルレオーネに可愛がられていた歌手、ジョニ−・フォンテーヌのモデルが、このフランク・シナトラなのは有名な逸話。

よってシナトラはマリリン・モンローをジョン・F・ケネディに紹介したという説もありますし、ケネディの父、ジョセフはマフィアの企業舎弟で、ケネディの大統領選ではマフィア票が随分動いたとか、日米開戦時の大統領、ルーズベルトとジョセフは近しくもあり、また、されど嫌われていたってな説もあり、このへん書いてると、音楽ブログじゃなくなってしまうので、やめますが（笑）、米国のロック、R＆R、R＆B、ジャズとかブルースの歴史を遡ると、所詮は歴史の短い人工国家、アメリカ合衆国ですから、その短い歴史まで垣間みれて面白いんですね。

ジャズは、ちょっと難解なビ・バップに向かい、新しいR＆BやR＆Rに、その人気の座を奪われるまで、米国の民衆に最も愛され人気の高かった大衆音楽だったわけで、初期のR＆RやR＆Bのミュージッシャンサイドの人達は、元々はジャズやブルース、C＆Wを志していた人達が「仕事」で演奏していた音源であるというのが、みえてくるわけですね。

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