Chuck Berry - Maybelline - R＆R,BLUES,R＆Bのルーツの旅／K-UNIT kunisan1957

当時のアメリカ黒人にありがちな、チャック・ベリーも少年時代、自動車強盗の罪で感化院へ送られ、1947年に釈放。

1953年、ピアニストのジョニー・ジョンソン率いるサー・ジョン・トリオにギタリストとして加入。間もなく、ジョンソンにかわってベリーがこのバンドのリーダーとなり、彼のステージを見たブルースでお馴染み！マディ・ウォーターズの口利きによって1955年、チェス・レコードと契約。

いきなり全米５位をランクする、シングルこの「メイベリーン」でデビュー。独特のギター奏法とギターを弾きながら腰を曲げて歩く「ダックウォーク」が話題となり、一躍人気者になり、R＆R、R＆Rギタースタイルの代名詞になってるチャック・ベリー。

映像をみていただけがおわかりなように、ウッドベースに生ピアノにドラム。編成は当時の（今も）普通のジャズのユニットと同じで、ここにヴォーカル＆エレキギターではなく管楽器でも入って、ジャズのスタンダードをインストでやっていても何もおかしくない編成、映像、音ですね。司会者に名を呼ばれ登場するチャック・ベリーを迎えているメンバーのサウンドは、普通に誰もが「じゃずー」って感じるソレだと思います。

そこにチャック・ベリーが歌いギターを奏でると、R＆Rと言われるソレになる（笑）。

背広にネクタイ姿で、アコースティックなジャズをやってもおかしくない編成の中、「メイベリーン」を歌い演奏し、ダックテイルのパフォーマンスを披露するチャック・ベリー。素敵ですね。カッコイイ♪、、、。

ジャズはブルース、ブルースはジャズ、
ブルースはR＆B、R＆Bはブルース、

R＆BはR＆R、R＆RはR＆B、
R＆Rはブルース、ブルースはR＆R、

つくずく思う次第でございます。