Sly and the Family Stone I Want To Take You Higher Woodstock - R＆R,BLUES,R＆Bのルーツの旅／K-UNIT kunisan1957

1969年、伝説のウッドストックのメインになった夜と伝わっております、スライストーンのステージ。翌朝がシャナナ挟んで、大きく登場が遅れたジミ・ヘンドリックスで終焉（よって観衆が帰ってしまい少なかったそう）。

一説では４０数万人と伝わる入場者、会場一杯の♪ハイヤーの大合唱を、米国黒人公民権法が施行されてから、まだ僅か５年目の年、黒人公民権運動のキング牧師も暗殺され、そして武闘派と伝わる黒人解放運動家、マルコムxも暗殺され、スライはステージで何を思い感じていたのか？。

ファンクのＪB、そしてファンクとロックを融合させたスライのスタイル、人気他、ロックシーンの大盛況にジャズのマイルス・デイビスが当時、感化され、それまでのアコースティックジャズ、ビ・バップスタイルをやめ、所謂エレクトリックマイルスになって行くのは、マイルスの自伝でも述べてられる有名な話し。その後、マイルス一派のミュージッシャンや、ソウル、ファンク系のスタジオミュージッシャンが７０年代、クロスオーバーなスタイルで静かなブームを巻き起こし、８０年前後、空前のクロスオーバー、フュージョンブームを巻き起こしたのは、今の５０前後のちょっとした音楽ファンなら、誰でも御承知な筈。

そんな諸々の事を考えつつ、スライのステージを観ると、感慨深いものが私的にはありまする。

Moondog R&R Records Shop